2014年 02月 10日
関東地方には珍しいさらさらの粉雪。
マンションの火災報知機点検があり、午後からの出席にしていたミュージアムサミット@湘南国際村。
数か月ぶりの長靴で雪景色の中最寄駅へ。
着いたら横須賀線が遅れに遅れて次の電車が来るまで40分以上待ち。
逗子からのバスは本数が少ないから、30分くらいそこから待つだろう、という予測が働いた結果
とてもとても行く気が萎えてしまい、帰宅することにした。
そう言えば切れていたなと米粉と、商店街で数少ない開店中の酒屋で獺祭の酒粕を入手。
twitterを見ていたら『お汁粉』『ぜんざい』の文字が躍っていたので、家にあった小豆を思わず煮た。
煮ている時間が楽しい。
あとで母に訊いたら「あったっけ?」と案の定忘れていたのでALL OKである。
履歴書を書くこともせず本を読み、写真を撮り、もちろん雪かきしたり自転車を避難させたりもしたのだけど
地に足のついた生活を珍しく送ったよう。
ちなみにこの日は横須賀線が割と早い時間に上下とも運行を止め、バスも安全のため運行中止が相次いだ。
鎌倉で仕事だった母からは、1本目「タクシー待ちで何時に帰れるかわからない」、2本目「帰れなくなった、ご心配なく」という電話連絡があった。
駅前の生涯学習センターが避難場所として開放されたとのこと。
「ぽっちゃりで足の細い同僚がいたから付き合って待っていたけど、大船まで歩いてしまえば良かった」
やめてください。
2/9 ミュージアムサミット2日目に参加
の予定だったけれど、ちょっと寝坊して午後からにするか、と洗濯を始めたところに事務局からTEL。
会場周辺(小高い山の上にある)が積雪30~40cmでバス・タクシーとも利用できない。
登壇者を中心に宿泊している人がいるから開催はするけれど、報告書をお待ち下さい、という連絡。
そしてラジオからは横須賀線運転見合わせのニュース。
ことごとく行くな!と言われている感じ。
ご飯食べて洗濯して、さあどう過ごすか?に考えを巡らせた時に一番に浮かんだのは横浜市民ギャラリーあざみ野の写真展。
市営地下鉄は問題なく走っていることを調べ、初めて行ってみた。
※感想は別の投稿
横浜市のカメラコレクションはすごい、と聞いていた。
カメラ(写真技術)と戦争との関わりが生生しくて、兵士の証明写真や家族に自分の姿を届けるために誰でも扱える写真技術、偵察用のカメラ
もう一つの3人の写真家による展覧会はアーティストトークとぶつかりじっくり見られた。
技術的な面に関してはまだまだわからないことが多いけれど、見事に三者三様のトークでにんまりである。
当たり前だけれど、作品を作る時に思うこと、手法、今回の展示で意図したこと、話し方、服装まで
見ているだけでも楽しい。
一人の作家さんにやられ、赤いワンピースと赤い靴を買おうと決めた。
最寄図書館で『柴田元幸編 短篇集』(クラフト・エヴィング商會 装丁)を借りる。
世田谷文学館のクラフト・エヴィング商會の個展へ行きたい欲求高まる。
2/10 AM予約していたオイルマッサージ
右ふくらはぎのコリと、左肩甲骨周りの固さを特に指摘される。
それはそうと、終わったらだるさが全身からにじみ出てまとわりつく感覚。
横美の観山展に、なんて気分は吹き飛んでさっさと帰宅。
夜にTARLの「アートプロジェクトの『言葉』を編む」に参加予定だったけれど、文献を読んでディスカッションなんてできる状態にはならず、欠席の連絡を入れた。
帰宅途中で予約していた『醤油と薔薇の日々』を図書館で借りてくる。
早々に母親に取られる。
この三日間、高学歴の方々の集まりに近づこうとすると、そっちじゃないと止められる現象の連続。
表面上はそんなつもりはなくても、そこにプライド持っちゃってるんだなあ。
やめようと決めたはずなのに。
辛いだけなのに。
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by cesky_krtek
| 2014-02-10 22:44
| 日常・だけど色々